グアムの軍事

グアムといえば、観光というイメージを持っている人が多いと思うが、実は同時に軍事的な重要拠点でもある。

数字を使って紹介すれば、それは明らかだ。実はグアムは島の面積の1/3をアメリカ軍用地が占めている。グアム島は、朝鮮半島、台湾、南沙諸島、フィリピン、インドネシア、オーストラリアとあらゆる場所に緊急展開できる戦略上の要地でありアメリカ直轄地でもあるので、西太平洋の礎石として、世界戦略を見据えた軍事拠点化を進めてきた。観光の名所として有名なグアムは実は軍事的な重要拠点なのだ。

島の北部には3,000m級の滑走路が2本あるアンダーセン空軍基地が存在する。ここには現在常駐する戦闘機部隊は存在していないが、しばしば飛んでくる。現在、B-52戦略爆撃機やB-2が配備されている。極東有事の際には、アメリカ本土やハワイなどから前線派遣された航空部隊の重要な出撃拠点になる。

島の西部には、アメリカ海軍も使用しているアプラ港があり、ロサンゼルス級原子力潜水艦が事実上の母港としており、将来的にはオハイオ級原子力潜水艦も配備される予定である。これらは第7艦隊隷下にある。

在日米軍再編の影響により、沖縄本島に駐屯しているアメリカ海兵隊7,000人がグアムに移駐する予定であり、キャンプ瑞慶覧から司令部も移転する予定である。この部隊の受け入れのための費用を日本政府が59%負担することで日米両政府が合意した。上記の基地移転には先住民の一部から反発がおきているが、大半の住民はかつて米軍基地が縮小された事で経済的に大きな打撃を受けたため基地・観光による経済的観点から賛同している。

This entry was posted on 金曜日, 9月 18th, 2009 at 11:06 AM and is filed under グアム概要. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

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